Gallery
ギャラリー
Gallery
モノづくりの支援で地域産業を支えます
日本の地域には多くの優れた技法、伝統工芸があります。木製品、染め物、刃物、陶器、織物などの各地にある伝統の品に、現代に通じる新しいイメージを与えることによって、新しい価値を生むことができます。伝統を現代につなげる私共の関わった製品をご覧ください。
-
「漬物」という料理は漬けるという調理を長時間行い料理として完成していく
これほどまでに長い時間をかけて調理をする料理は世界中でもそう多くない
漬け込む調理過程をあえて見せて、食材の色彩の変化や味が染み込む様子を見せるTsukemono Pod -
福岡県の伝統工芸技術である博多曲物の工房『玉樹』と協力して製作した平皿
奈良吉野杉の樹齢200~300年の柾目(中心部)のみの木目が最も美しい材を厳選して
職人が杉の無垢材を一枚一枚丹念に手で曲げて形を作っていく
小さな曲線が「持ち手」、大きな曲線が「皿」としてデザインを施した
自然の素材に一手だけ加える『+1の思想』を基に完成した
「ヒトテマ」にてまひまをかけて生み出された、美しい「波形」が『さざなみ』となる
低く速く飛ぶ隼のような波をデザインモチーフに取り入れ表現しまいした隼波 -
「山葵の新しい居場所を作る」というコンセプトで製作した醤油皿。
江戸っ子は山葵を醤油に沈めず食べるというこだわりからヒントを得て、コトのデザインを考えた。
モノ/カタチのデザインを考える時は、食べ過ぎると口から噴火するように火を吹く様子を連想して火山の火口に当たる部分に山葵を置いてそれを醤油で取り囲む様子を作り上げた。
山葵が好きな方、美味しいものが好きな方、面白いカタチが好きな方などがいらっしゃいましたら是非ともオススメな一品です。
※本製品の売り上げの一部が NPO法人 富士山世界遺産国民会議 が運営する富士山基金に寄付されます山葵山-Wasabiyama- -
職人と話をすると自分たちの作品の誇りはその美しい木目にあるとよく教えてくれる。
厳選した高品質の杉材の中心部(柾目)を用いて全ての博多曲物の製品は生み出され、製造する際にも木肌を傷つけない様に細心の注意を払って作られる。
美しい木目をまとった製品は博多曲物職人にとって誇りそのものだ。
そこでその美しい木目をお使いいただくお客様が意識してご覧いただける機能を持ったプロダクトを作れないかと思ったことが最初のきっかけだった。
時計であれば、必ず文字盤を見る。
文字盤の機能を水平に走る木目が担い3時と9時のを表し、12時と6時を曲物の縫い留めが表す。
時計としての機能が不要になって片付けたくなったり、旅行等で持ち運びしたくなった場合には下の支え台の部分を外して蓋をすれば時計針を保護してコンパクトに収納できる。
さらに付属の組紐を結ぶことによってしっかりと蓋を抑えられ容易に持ち運ぶこともできる。
バリエーションとして「カク」と「マル」の2種類をデザイン、「カク」は博多曲物の伝統的な形を踏襲してデザインをし「マル」はオーソドックスなカタチの時計を目指した。magemon -
子供の頃に樹の根っこのくぼみに座って本を読むことが好きだった
守られているような不思議な感覚で、いつまでもそこに居られるような気がした
あの頃の感覚を再現できないだろうかと挑戦した作品で、リラックスしたシーンにて使っていただきたい
座面を大地、そこからまっすぐに伸びる根と背もたれが空高く伸びる幹が広がる。
一番上の背棒が芽であり葉を表現している。
時間に追われてただなんとなく時間を過ごすことが許されない現代にほんのちょっとだけ濃縮された時間をこの椅子と過ごすのはいかがだろうか?Branch Chair -
千葉県の伝統工芸技術「万祝染め」の技術を用いて製作したランチョンマット。
鴨川の海が様子を四季ごとに変化していく様子からヒントを得て、4色の色の展開を用意した。
型紙を作ってから、それを頒布地に当ててその上から顔料を擦り込んでいく。
それにより波の中で生まれる繊細な濃淡の表現を可能にしている。
伝統の技術と現代の表現の両方が活かされたランチョンマットが万祝御膳である。万祝御膳-Maiwai Gozen-